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私は生きてない。死んでもない。
だって、彼女の記憶の中だけで生きる
「イマジナリーフレンド」だから。
彼女は対人恐怖症だ。昔からずっと人見知りで、一人じゃ何も出来ない。だからいつも部屋に閉じこもってる。私はそんな彼女が大好きだ。憐れな彼女が大好きだ。
彼女は私に優しくしてくれる。そう。私「だけ」特別扱いしてくれる。私は彼女にとっての「特別」だ。私が居ないと、部屋の掃除もろくに出来ない。だから私がいつもしているの。私を頼ってくれる彼女が大好きだ。
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