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プロローグ
ゴロゴロゴロ、ピカーッ、ズドーン。
連日降り続ける雷雨。川やダムの水位も上昇している。川には木々、土、岩なども流れていく。そんな中、雨が降っているにも関わらず、傘もささないで立っている黒づくめの男がいた。
俺はある国によって雇われた工作員。このチャンスを逃す手はない。自然災害を装い、この国の力を奪うのだ。
俺はダムのほとりで起爆スイッチを押す。雷鳴のとどろく中、遠くでドカーンとダムが爆発される音が聞こえた。これでこの国もおしまいさ。
さて、ここで高みの見物をするとしよう。
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