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3ページ目【名探偵は迷子チャン】
我々アスファルト団はこの殺人事件の報告をするために校長室へ。
「たのもー!やぁ校長( *・ω・)ノ」
問題児であるカクムミはどの先生でもため口はお決まり。
「校長、実は我々宛に奇妙な手紙が届きまして。」
「なるほど殺人事件、興味深い。」
校長もやっぱ納得してくれるんだな!
とりあえずなにか心当たりがある人がいるかもしれない。
くっそ誰も居ない。
あっでも偽ってる可能性だってあるか!でもみんな優しいし嘘はつかなそうなんだよな。
「あっ優純姫先輩!!」
彼女は高学年の中の姫、姫の中のトップな存在。モテ期は小学からずっとモテている。
「あらメリーちゃんどうしたの?」
「実はですねー…」
勿論このお方は頭はフワフワ、想像力ゴリラの方ですから。
「まー殺人事件。私殺されちゃう♪」
まっ当然の反応。
「なにかあったら電話とライン忘れないでくださいね。」
…うん。
ー夜ー
「ついに来ましたか。夜が」
アスファルト団は1人ひとり別れて監視を行った。連絡はバレにくいチャット。
声をあげるトランシーバーより安い…なんでもない。
でも欠点がある。そう『誤字と速度』だ。なにかあったときすぐ変な行動にd…あっ誰か来た。
「あいつか、殺人鬼…」
正々堂々歩くのはおかしいきがする。
「…おい、メリー。」
話しかけて来たのはカクムミ。
「降りて捕まえてくれよ。」
「は?!何言ってんの???」
そのとき理解した。そうだなにかおかしい。
手紙には『毎晩拐って殺す』って書いてあったよな。
そもそも夜は人が先生ぐらいしか居ない。しかも帰る時以外職員室から出ることはあまりないそうだ。
そのうえ、先生はみんな集まる。だから殺すのにリスクが多い。
「行ってくる。」
僕は1歩を踏み…外した。
バナナの皮に滑って大きく転んだ。
「ぷっバッカじゃねーーーか!!!」
無視しよ。
とりあえず言うと、この学校に『生徒』がいる。
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