月あかりのすみれの花と初恋と。

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「危ないっ!」背中をグッと支えられた。坂道から転げ落ちるところを助けてくれたのは、あの男の子だった。 「あ・・・!」 男の子は真剣なまなざしでこっちを見つめ「大丈夫?」と言った。手は私の背中を支えたまま。目の前にある男の子の姿に心臓が跳ね上がるのを感じた。
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