月あかりのすみれの花と初恋と。

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「えっ?そうかな?」 男の子は「うん。」とうなずくと何か思いついたように、私の手を取って歩きだした。落ち着いたはずの私の胸はまたバクバクと暴れ出した。 「どこ行くの?」 「もう少し。」 そう言って私たちは夜の森を二人で歩いた。
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