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「結花…」
いいよ、甘えたい日はいくらでも甘えて。
「…凌、だけだよ…」
もう大きくなり始めているものを両手でそっと撫でてあげて、ぴくんと動いたところを口に含む。
凌のは…先が太いから、私の中に入るときも結構大変。
ましてや、口にはちょっと入りきらないというか、無理に入れると歯を立ててしまいそうで心配。だから、舌を絡めて…凌が好きなところを可愛がってあげる。
「…ッ…」
凌の大きな手が、私の後頭部に回って…少しずつ力がこもる。
尖端をチュウッと吸い上げたら、凌が腹筋に力を込めて耐えてるのがわかる。
根元から先の方まで、舌でたどって舐めあげた。
一瞬目が合ったら、凌が真っ赤になってた。
…私の方が凌のこと襲ってるみたい。
グランドにいるときは、精密機械を見るように凌の脚に触れられる私だけれど、こういうことをしてるときは…ものすごくドキドキしてる。筋肉質な太ももとか、腹筋とか…大好きかもしれない。
片手で凌のものを支えて舌を絡めながら、空いた手で腰のあたりをそっと撫でる。私とは全然違う、固い身体。
完全に、スポーツ選手の身体だ。努力して努力して…ここまで育ってきたのをずっと傍で見ていたからこそ、愛おしいと思う。
もう、高校生の頃の線の細さは全くない。綺麗な…大人の男の身体。
「結花…口、開けてて」
させたいことはわかるから、めいっぱい大きく開けた口の中に、凌のものを迎え入れる。入れてしまうと…顎が痛いし、もう舌を動かしたりはできない。
本当は吸い上げてあげられるといいんだけど、それも難しいくらい口の中がいっぱいになるから。
凌の手に促されるように顔を上下させて、ゆるゆると突き入れられるものを存分に味わった。
全部、私だけのもの。
この人を独占し続けるために、私は自分を磨き続けなきゃいけないし、将来に向けての努力を怠ることはできない。周囲に認めてもらえないようなことにだけは、絶対にならないように。
それと同時に、自分の『大好き』の気持ちを、ちゃんと本人に伝え続けなきゃいけないとも思う。寂しいときはそう言ってくれればいい。ちゃんと、全部受け止めるから。
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