容赦ないな〜。

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換金しよう、しようと思いながら伸び伸びになってしまっていたが、期限がギリギリになったこともあり、ついにくじを持って売り場へ来た美沙子。 もう一人並んでいた。 その人も調べていなかったようだった。 くじを袋のまま手渡しをして調べてもらっていた。 すると、売り場の女性の顔つきがみるみる変わり、手で口を覆っている。 え?まさかもしかして…と美沙子がその様子を伺っていると売り場の女性が電話をし始めた。 何だか美沙子は自分が当たったかのような錯覚に陥りはじめてドキドキが開始された。 前に並んでいた人は向こうの方へ移動して行ったが、ふと気がつくと売り場の女性はいつの間にか美沙子のくじが入った袋を手にして処理をしていた。 一瞬、意識が飛んだんだろうか? まさか、当たったのは私じゃ、ない、です、よ、ね〜と窓口を覗いた瞬間 「はい、300円です」 なによ、言い方! 容赦ないな〜。
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