参議院選2022,誰に入れようか考える

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 親が子を役人にさせたい気持ちはよく分かる。なってしまえば安定するからである。このせちがない世の中安定ほど魅力ある職業はない。賃金の格差イコール職業の格差の始まり、そしてその差の拡がり。具合的に比較すると医者と介護福祉士。資料提供機関により多少データは異なるが医者の平均年収が1200万強、介護福祉士が310万、時給1100円程度。確かに医者になるには並大抵な努力ではないだろうが4倍も格差があるのは人間の存続としておかしい。手取り20万である。仕事内容がまたハードである。患者の身の回りの世話とあるがその大半が下の世話である。他人の下の世話、それもジジイ、ババアだぞ、若い子じゃないんだぞ。これ慣れるもんじゃないぞ。出来るか立候補の先生方。全ての人が世話になる対象である。いなくなったら困る職業である。だから安い給料でありえない、なり手が少ないぐらい分かりそうなもんだ。何年か前に日本人じゃなり手がいないからインドネシアから若い娘をだまくらかして連れて来て、日本語なんて難しくそうそう覚えられるもんじゃないのに試験受けさせて、数人が合格してデビューするのをテレビニュースで大騒ぎしていたけどあの制度まだやっているのかな。そんなことしなくても倍に上げれば増えると思う。どうやるかと言うと医者の給料を300万下げて介護福祉士に回せばそれで用が足りる。お互いが同じ人間として日本で生活出来る水準である。まだ各党の政策をしっかりと読んではいないが、この問題をしっかりと政策に取り組んでいる政党を捜してみよう。  やはりウクライナがプーチンに侵略されて浮上した問題にエネルギー問題がある。ここにきて原発稼働を推進、容認する政党がある。私は反対である。その理由は福島第一の事故である。その前までは推進派だった。資源のない日本にとって一番効率のいいエネルギーだと思っていた。しかしあの津波で脆くも大破した。想定外と言うが何を基準に想定内にしたのか分からない。地元にはずっと反対を訴えていた住民達がいる。賛成派に押されて立場を無くすがそれでも訴え続けた。数十年間、マイノリティだが続けた反対運動は正しかった。 続く
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