参議院選2022,誰に入れようか考える

4/9
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ
 私が以前原発賛成と考えたのはやはり一喜一憂だったのではないかと反省している。効率のいいエネルギーだからそれがいいんだと浅はかな思い違いだったことを彼等反対派にことごとく教わった。元総理大臣も賛成から反対派に回った。確か彼は北欧の核の最終ゴミ処理、地底深くにカプセルに入れて処分する。それは日本では不可能と反対派に回ったと記憶している。私が反対派に回った理由が二つある。ひとつはやはり核のゴミ問題である。あのゴミが家庭ゴミのように燃やして処分できるようになったなら賛成に回るかもしれない。永遠に残る有害なゴミを未来に任せるのは余りも無責任ではないだろうか。そしてもう一点、安全な施設が有り得るのだろうか。あの地震・津波が想定外であるならば想定内と言うのはどこに置くのか。まだ事故処理が始まったばかりで何も解決していない。あのゴミの山はどうすんだ?あの汚染水はやっぱり海に流すのか?安全基準をクリアした原発から稼働すべきとウクライナ危機後に訴えている党がある。これこそ一喜一憂である。その党は省くことにする。  次にこの国の未来において重要な問題が少子化である。出生率が一番高いのはアフリカのニジェールらしい。女性一人が生涯に産む子供の数であるが6.74人と素晴らしい。ニジェール以下ずっとアフリカ勢が続いて時々アジア有りの南米が有り、日本はなんと185位で1.34人である。2人を切っている国はいずれ無くなる運命にある。韓国なんて0.88だからこのまま行くと700年後には人がいなくなる可能性があるらしい。現在日本は4分の1が65歳以上である。周りを見渡せば自分も含めて4人に一人が65歳以上の高齢者。これはいかん、子供を産んでもらわなければこの国の未来はない。だが出産費用は助成金で賄えない仕組みになっている。出産にかかる費用は平均で50万ぐらい、一時金で42万の補助が出る。8万自己負担。この負担を無くそうと一時金のアップを公明党が打ち出した。公約では段階的に無償化とあるが、この選挙で無償化を実現したらいいと思う。医療関係、人件費も薬も値上がりするだろう。額を決めてはまたすぐに負担が始まる。妊娠が判明した時点から出産し退院するまで一銭も掛からない制度にしなければ少子化は止まらない。 続く
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!