参議院選2022,誰に入れようか考える

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 消費税を10%にすれば所得税は不要だと説いていた大先生がいた。もう40年近くなると思う。当時は素晴らしいと感じた。しかし使う用途が増えれば足りなくなる。政治はそう言う仕組みなんだと今実感している。この不景気を乗り切るには消費税の減額だと訴える党がある。消費税は必要不可欠で減額はしないと一貫している政党はそれで良し。消費税は不要だと一貫している党もそれでいいと思う。それは有権者が決める。ただし一喜一憂して一旦下げてまた回復後に上げればいいと言う政党はどうかと思う。そもそも税率を5%下げて国民が『さあ買い物だ』と走るだろうか。贅沢品なら金持ちが喜ぶかもしれない。しかし今大騒ぎしているのは生活必需品である。給料が他の国同様上がっているなら何の問題もない値上がり幅であるがご存知のように25年以上変わらない。変わらないと言うことは物価が上がっているのだから貧しくなっている。それに5%下げると100円が95円だぞ。野菜見ろ、同じ量で50円100円上がっている。そこに5円下がって『良かったね』って喜ぶ奴はいないぞ。それに商人だって馬鹿じゃない。10円の値引きを5円にするかもしれない。5%値下げしたって10%以上値上がりしているのに効果は期待できない。そう言う問題じゃないんだ。値上げけっこう、給料上げろ。価値観変えろとなる。同じ職場で2000万と300万がいるならせめて1500万と800万にして欲しいもんだ。1500万は高級取りに変わりないし800万もなんとか高額所得者の仲間入りだ。ホワイトカラーが高くてブルーが低いと言うのは全くおかしい。同じビルの一番上にふんぞり返っているのが一億で、地下でボイラー点検しているのが300万じゃどう考えてもおかしい。そこに気が付かなきゃこの国は終わりだ。職人の質は落ちるしそのうちいなくなる。海外からはもう誰も来てくれない。ベトナム人も嫌気を指している。この選挙前になって消費税5%減税を訴える党は外す。 続く
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