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2100年
なんとか二酸化炭素を酸素へと大量に変換する機械を作り出し、「石油」というエネルギーの代わりになるものを見つけ出したが、未だに車は空を飛んでいない。
そんな時代。
ただ、そうなったのは2030年台の頃の事。
今、世界は止まってしまった、とされていた。
誰もが理由を求めず、発展を求めず、人としての欲、といわれるものが失われつつあった。
そんな今を罰するかのように
その時は近づいていた。
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