すごい速さ

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きっと人生が終わる時は呆気ないものなんだろうな。僕は心の中でずっと思っていた、思えば気づかない内に年齢を重ねもう大学生になってしまった、まだ心は中学生くらいのはずなのに、小学校の時は早く中学生になりたいと思っていたが、いざ中学生になると年齢だけが進んで心の時は止まったまま動かなくなってしまった。 なんとなくで大学まで進学してしまったが、昔の感覚がなかなか抜けない、このまま何となく人生が終わってしまうんだろうな。そんな後悔はしたくない、けどそんなにすぐ行動に移せる根性も持ち合わせてない。芸能人の人が気づいたらオーディションに出ていたとかは気づいたらではなく、その人の行動力にあると思う。僕はそれも出来ない。 何か成し遂げたい、来世までに語り継がれる偉人になりたいせめてWikipediaに載りたい けど僕は勉強に特別長けている訳でもなかったしとんでもない才能を持っているわけでもなかった。 ダメだ、このままでは面白くない人生だ おじいちゃんがよく言っていた言葉がある 「すごい速さで夏が過ぎる」 聞いた当時は意味がわからなかったが今なら分かる、自分の一生が無駄にならない為にも行動を起こす。気づかないうちに夏は過ぎて秋になっている、夏までに何かしらはする。 まずは車の運転免許から始めることにした
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