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「でさあ。その人すごい背が高いんだ」
「へぇ。何年だろうね?」
「すごい大人っぽい感じだったから、三年かも」
「じゃあ二つ上か…。背はどのくらい?」
「んーとねぇ。180はあるかも…あ、あの人くらい」
「え?」
冬実が指差す方向を見る。
うわあ、本当だ。
すごい背高い。
目立つなあ…。
誰もが憧れるくらいの身長。
その男性は、水道の水を美味しそうに飲んでる。
飲み終えて、私達の存在に気付いたのか。
チラッとこっちを見てきた。
「あー‼あの人だよ。私の好きな人だっていった人‼」
ふうん。
冬実が好きになった男の子だから。
私その人の顔。
じーっ。
凝視しちゃったよ。
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