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「だったら、凛たんは占い師になるべきだ!俺、ワンツーマンで教えるぜ!?」
「ダメよ!凛ちゃんはモニカちゃんの会社でファッションモデルとファッションの勉強をするの!2足わらじで安泰よ!?」
「バカ者ども!!普通に大学に進学させて、官僚にする方がいいに決まってる。」
「わははは!そんな平凡な人生よりも、俺様とタッグを組んでプロレスデビューした方が現実的だろう~!?」
「うははは!凛、どれ選ぶん!?」
「ど、どれと言われても~!」
「おいおい!将来の夢を公務員だと断言しないなら、うちのHAWKSでジャック・フロスト君がプロレスラーデビューするのも夢じゃないってことか!?」
「わははは!そういうことだオヤジ!!凶器はトンファー持たせれば完璧だぜ!!」
「だからプロレスはしませんって!!百鬼さんもあおらないで下さいよ!!」
「ジャック・フロスト君・・・そんなにプロレスラーは嫌かい・・・!?」
「え!?」
明るかった態度が一変し、しょんぼりした態度で聞いてくるビッグ鈴木さん。
これに良心が痛んだけど、正直に伝えた。
「すみません!!プロレスラーはちょっと無理で~」
「悪役レスラーだから、嫌なのかい・・・!?」
「え!?そんな!差別してるわけじゃないですよ!?ただ・・・もともと僕は、暴力は苦手で~話し合いで物事を解決したい主義なので~」
「うははは!その割には凛、殴ったり、蹴ったり、平手に、肘鉄、トンファーで、大暴れしとるやないかーい♪」
「ちょっと黙っててください、ヤマト!!」
余計なことを言うヤマトに釘をさす私。
すると、涼花さんが言ってきた。
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