プロローグ

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プロローグ

俺は神崎湊。 俺の目の前には変態がいた。 「あ、君突然だけど死んだからね。変態じゃなくて神ね。いやー間違えて君を殺しちゃったんだ。メンゴメンゴ。」 コイツの態度に腹が立ったが、 「んで?俺は生き返れるの?」 「それは無理だね。君既に火葬済みだし。でも俺のミスで死なせちゃったからさ、異世界転生でもして楽しみなよ。何でもありのファンタジーな世界にね。」 「そうか。特典は付けてくれるのか?あと俺の飛ばされる世界にラーメン屋はあるか?米はあるか?」 「流石にあの死因の君に無特典だとすぐに死んじゃうからね。」 「そういえば俺の死因ってなんなんだ?」 すると自称神は 「あー、それ聞いちゃうかー。君の死因はね。採血による貧血だよ。健康診断かなんかで君、採血受けたよね。その時目の前真っ暗になったでしょ?それでそのままお陀仏ってわけ。ちなみに採血で抜かれた血の量は適量だったよ。」 oh… 「まあいいや。特典なんだが、まずはそうだな、万華鏡写輪眼とかNARUTOに出てきた技とかウルトラマンの技とか色々使いたい。あと傲慢な奴らにイキられるのムカつくからそれ相応の魔力量。魔力の質は最高クラス。あとそれなりの金。ラーメンとおにぎり食うのには金があるからな。」 ラーメンとおにぎりは正義だ。 「けっこう盛り盛りだね…。まあいいけどさ。それとお金が必要ならギルドに登録でもすれば?依頼受けて遂行すれば報酬金出るから。ちなみに各ギルドには【帝】と名乗るそのギルド内で最強な人が仕切ってるよ。基本属性は炎、水、雷、風、土の5つだよ。ギルドも5箇所だから基本属性のエキスパートが帝を名乗ってるね。まあ、ギルマスだよ。そしてそこから各々で派生とかさせるんだよね。で、欲しい力は分かった。属性は?」 と聞いてきた。 俺は 「そうだな。雷、風、炎、そして黒炎だな。」 「なら黒炎は君だけのにしておくよ。それとウルトラマンの力も使いたいらしいから光と闇も追加しとくよ。」 「おう、色々とサンキューな。」 「元々こっちの手違いで殺してしまったんだ。これくらいはするさ。」 「んじゃあな。次会うときは転生先で俺が野垂れ死ぬときかな。」 と俺の言葉を最後に俺の意識は再びブラックアウトした。
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