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テンプレ通りだと森とかにいるよね
「辺り一面、木しかねえ。森じゃん。つーか俺今どんな姿?」
ちょうど良く水溜りがあったため、そこに映る見てみた。
「…うん、完全にサスケだわ。この姿は忍界大戦後かBORUTO辺りのか…。流石に顔は違うか。」
と、ウロウロしていると
「キャー!?」
という悲鳴が聞こえた。
「これで助けてソイツが俺の弟or妹になるってものテンプレだなおい。…まあでも力を試す良い機会だ。」
俺はそう思い、悲鳴の元へと向かった。
「ボロボロの女の子が襲われてるわ。あの子魔盲辺りで貴族の子、そしてここに強制転移させられた…ってわけか。ここもテンプレだな。ここは万華鏡写輪眼の中でも特にチートなアレ使うか。」
そう、ナルト達第七班の担当上忍のカカシやその友であるオビトが使っていたもので、相手を即詰みにさせる
「神威!」
そう時空間忍術、神威だ。
そして女の子を襲っていた魔物を神威空間へと飛ばした。
神威空間に入るには神威が必要。
その魔物はもちろん、この世界の俺以外は誰もが介入できない。
この世界に神威を持っているのは俺だけと言うのは既に地球の本棚にて検索済みだ。
「あの魔物はもう二度と君を襲ってきたりはしないよ。それにしても何でこんな所に?」
と俺は聞く。
すると、
「私、魔盲だから…捨てられたの。」
と言った。
どうやら勘違いをしてるみたいだな。
「魔盲=魔力が無いって言うのが間違ってるんだ。そもそも魔盲っていうのは、赤子の時からエグい魔力を持っていてそれで母子共に危険な状態になる為、胎児の時に無意識のうちに魔力を出さないように封印している事。」
と説明した。
「え?じゃあ私、魔力あるの…?」
「ああ。あるよ。そして俺はその封印を解除できる。どうする?」
と俺は聞くと、
「ならお願いしても…いい、かな?」
「OK。そーいや、名前は?」
「私の名前はお兄ちゃんが決めて?過去と決別する為に、今の忌まわしき名は捨てたいの…。」
「(お兄ちゃん…か。中々良い響きだな…。)なら今から君の名は、神崎三玖だ。よろしくな三玖。(名を三玖としたのは生前好きだった漫画のヒロインの1人だからと言うのは言わないでおこう。)ちなみに俺は神崎湊。」
「湊お兄ちゃん…。よろしくお願いします…。」
「んじゃあ早速始めるぞ。」
と俺は言い、三玖の額に左手を当て、右手は忍が印を結ぶ時にするアレをした。
「解…!」
と俺が言うと、三玖の魔力が溢れ出した。
「これが…魔力…?」
「ああ。(三玖のステータス確認しとくか。)」
神崎三玖
魔力量 測定不能
属性 炎、雷、蒼炎、光
「(蒼炎は俺で言うと黒炎…つまり三玖の固有属性か。)炎、雷、光は俺と同じだな。その3つは教えるよ。」
こうして俺は義妹となった三玖の強化を図った。
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