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…まさかここまでやるとはな。
そろそろ止めるか。
「やりすぎだ三玖。」
と言うと俺は神威を発動させて三玖の放った豪火球を神威空間へと飛ばした。
「俺達がやるのは今のコイツをギルマスの座から引き摺り下ろす事だ。人殺しじゃない。」
と俺は言った。
するとこの騒ぎをどこからか聞きたてたのか、この世界ではそこそこな部類の力量であろう2人の男女が来て、
「何をしたの貴方達。」
と、茶色の長髪をした白い魔法使いの女性が言った。
「…何って知ってんだろ。ここのギルマスは法に触れる事をしてるからギルマスの座から引き摺り下ろしたんだ。」
と俺は返した。
「…でも貴方達はやりすぎです。学校を教えなさい。」
と言った。
「学校…ねぇ。…俺ら行ってねえから通報とかしようとしても無駄だぞ。何なら今日この繁華街に初めて来たしな。あとそこの神父服の翼竜。俺達に探りを入れてるみたいだが、やめておけ。それが互いの為ってやつだ。」
と返してやった。
「…貴方達の力は未知の力です。よって私たちの通う学校に通っていただきます。私たちは貴方達の監視です。」
「アンタにそんな権限あるとは思えんがな。」
「私は学園最強なのよ?うちの学校は少し変わっててね。最強ならある程度融通が利くの。」
と言った。
「…なら俺が入ってすぐにアンタを倒せば俺がルールになるわけだな。よーし良いだろう。俺と三玖で入ってやるよ。あ、推薦状とか書いてね。試験受けるの怠いから。」
と俺は言った。
別に受けろって言うなら良いけどね。
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