雨音の余韻

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その1、 私の彼氏  私は、助手席に乗っている。 運転しているのは、彼?かな。 同じ会社の同期入社だ。  同じ会社でも職場は違うので、毎日顔を合わせている訳ではない。 付き合い出したきっかけは、何だろう? 職場での飲み会やスポーツ大会に参加している内に、何となく仲良くなり話すようになっった。 そう、何となくの彼氏なのだ。  彼は、身長も高く細く見えるのだが、筋肉質の細マッチョタイプで、 愛想もいい。 そして、清潔感があり、爽やかな感じだ。 だから、女子達の中では、ランク上位となっている。  彼とは別に、もう一人、モテモテ人気の男性がいて、その人と両壁となり、女子ロッカー室では話題の君と呼ばれていた。
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