上手い話

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上手い話

信じない方がいい話がある。 それは、側から見てどう見ても怪しい稼ぎ方であり、まるで賭博師の様な稼ぎ方である。 こう言う遣り方は、稼ぎ方を好まない父親には、好かれない。 自分の職場の人間だったら、気乗りするかもしれないし、その話をしたら、飛びつくに違いない。 教えない方が良いだろう。 彼は、地盤が高い物件しか買わない。 彼は、不確実であろうとなかろうと、出来る事はしたほうが良いと言う価値観だ。 だからーこう言う美味しい話には鼻がきくから、中々誤魔化せない。 例えばーだ?こう言う今の僕のこの、棚からぼたもち的な話にヤキモチを妬きかねない。 だから、困るのだ。 上手い話に急いで飛び乗ったは良いが、急に大金を動かせる様になると、人は様がわる。 仕事に対する真摯さが、穢れると言うもの。 だから、危うい朝の顛末を書き記そう。 今朝、職場に行くと、会社の鍵が閉まっており、入れなかった。 仕事はある、といってたのにコレは、問題だと、父親に言うと、敢えて上の人間に確認取っておけと言われた。 しかし、そんなことより、この仕事に対する取り組み方が堕ちていたのが、問題だ。 上手い話なら、誰だって欲しいに決まっている。 だがーここからが肝心だ。 この話に、どれだけの人間が、価値を見出したか?と言う、サンプル数である。 こんなに上手い話なら、皆んな飛びついているハズ。 だが、まだ、枠は埋まりきらない。 まだ、売れ残っている様だ… 其れは、扱いが難しく、そんじょそこらの秀才如きでは歯が立たないと言う厳然たる本懐である。 この、暗号通貨を、紐解く為のキーを、見つけ出さなけばならない。 その資格、その資格を作るキッカケとなったのは、他ならぬ私自身で或るーと言う事である。 時期的、私の自己発信の段階的プロセスに於いて、この資産を投与する事に、一躍買っている。 無論、彼女が、その論拠を否定すれば、話は妄想に終わるが。 はて、その真偽は如何程ですかね? Turn endだ、次は君の番だー と、その決め台詞で言う前に、この難題をクリア出来るのは、少なくても名門青山学園の出のクオリティで無いと、紐解けないpuzzleだ。 そのピースは、欠けていない。 知り合いでそんな人物は一人も居ない。
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