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「今日は眞島さんのための会だ。好きなものを頼んでいいんだよ?」
「ありがとうございます!」
遠慮しなくてはいいものの、久しぶり過ぎてどれを頼もうか非常に悩んでしまう。
少し考えたが、結局女性陣の意見も踏まえたシェアしやすいメニューをひと通り頼むことにした。
「……バイ貝の旨煮は絶対」
「サザエがいいじゃない?」
キャプテンはキャプテン側で、好きに頼むにも熾烈な戦いを繰り広げていたが。
「はぁい!! お待たせしました〜、まずはビールジョッキでぇす!!」
注文を別の店員に伝えた直後に。
枝豆のお通しと一緒に、真尋がジョッキをひとりで持ってきたのだった……。
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