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「……聞いてた、デス」
驚きはしたが、すぐに怜は平静になれた。どこから聞いていたかはわからないが……王のためを考えて、怜は張を呼んで王を渡し。怜は怜で裕司の腕を掴んで、さっさと帰ることにした。
「「マトーさん!?」」
「お邪魔虫は退散〜〜」
「……頑張って」
「「コモリさん!!?」」
邪魔者はさっさと帰るに限る。
裕司と苦笑いしながら公園を後にして……ゆっくりと自宅に帰って行くことに。
玄関に着いた時に、ふたりからLIMEがあったが……確認したら、ツーショットに合わせて『付き合います』のメッセージが送られてきた。
「やあやあ、恋のキューピッドだねぇ?」
「……俺も?」
「もち」
これから色々忙しくなるが、ゆっくり歩いていこう。
とりあえずは、ふたりで一緒にお風呂に入ったのだった。
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