第2話 何気ないひと時

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「さてさて〜? 怜やん。今日は今日でお祝い食べたけど。夜はどうする?」 「んー……あんな豪華な料理食べちゃったから。なんかジャンキーなもの食べたい」 「んじゃ。そこのハンバーガーショップで買う? それかバンズとか買って、出来立て家で作る?」 「手伝う! その頃にはお腹ぺこぺこだー!!」 「了解。腕が鳴るぜよ」  何気ない、ほっと出来るこのひと時が他のカップルでもありますように。  そう思える瞬間だった。
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