霧の城③

6/6
前へ
/894ページ
次へ
もう逃げられないはず。なぜ余裕をかましているのか俺達には理解できなかった。 手に持っている木刀。一体どこで手に入れたのかは謎だ。相沢はしっかり遠子をガード、公太はこっそりと西川兄に携帯で状況説明をしているようだ。 牧野が駆けつけるには遅すぎる。目の前にいるアイツを抑えられるのは俺達しかいない。 四人の勇者の底力を見せつけろ。
/894ページ

最初のコメントを投稿しよう!

25人が本棚に入れています
本棚に追加