家庭教師をメスにするのが俺の夢

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「そっか、、まだ高校生だもんね。大丈夫よ、そんなに緊張しなくても。」 彼女が俺の頭を撫でた。 まるで小さな子供を慰めるかの様に。 「あのっ、、先生。僕、何か変なんです。先生が横にいるだけで身体が熱くなって、ドキドキするんです!」 そう言いながら頭の上にあった彼女の手を自分の胸に押し当てた。 だが、本当はドキドキなんてしていないのでその手をすかさず掴み直すと彼女の拳に唇を当てた。 彼女は俺の様子を黙って見ている。 俺は肩を震わせながら彼女の拳にずっと唇を付けていた。 暫くして彼女が口を開いた。 「緊張しないおまじないをしてあげようか?」 優しい笑みだが、目の奥は何かが光っていたのを俺は見逃さなかった。 「可愛い。」 と囁いてやから彼女は俺に優しくキスをした。 「せ、、先生、、」 俺の両手を握り返し、彼女は何度もキスをしてくれた。 何分間後のキスの後、お互い熱く見つめあった。 「どう?大人のキス。少しは落ち着いた?」 彼女は上から目線で俺に話しかける。 「、、、、、。」 確かに彼女のキスは巧かった。 キスだけで俺の下半身はじんじんと熱くなるのを感じた。 するとそれを察した彼女はおもむろに俺の股間に手を当てた。 「はちきれそうだわ。」 クスクスっと笑いながら、ズボンの上からなぞる。 「あっ、、!」 俺は思わず声を漏らす。 「落ち着かせようと思ったのに、逆効果だったか、、若いね。」 彼女は不敵な笑みを浮かべながら手を動かす。 「これは試験には出ないよー。いけない子だなぁ。」 「家庭教師の女性に対してこんな態度とはね、、さて、どうしよっか?どうして欲しい?」 愉快そうに俺に話しかける。 これは、、手慣れている! かなり食ってきた手合だな。 そう来るか、、なら、、俺はいつも通りの食われ方では終わらせないつもりだった。 「あのっ!、、先生っ!!僕っ、もうっ!」 椅子からおもむろに立ち上がる。 彼女は対して驚いてはいなかったが、愉快そうな笑みはたたえたままだ。 かかって来なさい!遊んであげるわよ。と言わんばかりの態度である。 「ちょ、、ちょっと、、僕、、トイレに行ってきます!」 慌てた素振りで部屋を出て行こうとする俺の背中に彼女のいともおかしくてならないという目線を感じた。
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