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公家の息子・東大寺滝長は衆道相手の大門誠一郎に別れをせまられていた。
「なぜ別れを口にするのですか?!私は今も変わらずお慕い申しております!!」
「滝長、おなごには勝てん。おなごの気持ちよさを知ったら男なんぞ抱いてられん。別れぬなら殺す!」
「なんやて!?うっ・・・」
短刀で胸を突かれました。
「はよう死ね。」
と笑みを浮かべる誠一郎様。滝長様はブチ切れて
「この恨み・・・来世ではたしてやる!!」
と言い息たえました。
滝長様の魂は妻である日吉晴子様のおなかの中へと入りました。
晴子様は滝長様の弟の光盛様とご婚姻することになりました。
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