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プロローグ
2070年。
突如として起こった、地球環境の激的な変化によって、これまで食用の肉として人間に食べられていた、牛・豚・鶏の個体数が激減。同時に食肉の値段が高騰した。
タンパク質を取るのに困った、庶民達は、食肉の確保に思い悩んだ。その際、ふと彼らの目に映ったのが、犬や猫といったペットだった。
彼らはすぐに思いついた。
「そうだ!犬や猫はまだたくさんいるではないか。それなら、犬肉や猫肉を食べていけばよいのでは?」
もちろん、一部の人間は反発した。しかし、飢えた人間というものは恐ろしいもので、すぐさまそれを行動に移していった。
ペットが家畜に変わった瞬間であった。
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