3 『けっこん』

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3 『けっこん』

 そのご、クズオは、ひめのかおをみてたすけるのをやめようとしたはなしがしれわたり、まちをおわれるように、でていきました。  しばらくして、とおくのまちのはしのしたで、ボロボロなすがたのクズオをみたといううわさがでましたが、さだかではありません。  モブオは、たすけたひめのあねにみそめられ、けっこんしました。  あねは、とてもびじんで、たくさんのおとこからいいよられていましたが、すべて、ことわっていました。  むかし、チャラいイケメンにだまされ、おとこのひとが、しんじられなくなっていたのです。  そんななか、モブオがいもうとをたすけたはなしをきき、モブオのことが、すきになりました。  モブオは、あねとおしろで、いつまでも、なかよくくらしましたとさ。             おしまい
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