2人が本棚に入れています
本棚に追加
(小説バージョン) 1 『姫を助けに』
昔々、あるお城に、王様が住んでいました。
ある日、王様のもとに、家来が走って来ました。
「姫が大魔王にさらわれました!」
「何っ、それは大変だ!」
大魔王は、「姫を助けて欲しくば、1億ドル用意しろ」と言っています。
さすがに、そこまで払える余裕はありません。
王様は考えた末、町の人達に言いました。
「姫を助けた者には、10万ドルの賞金と、姫との結婚を許す」
「おぉーっ!」
町の人達から、歓声が上がりました。
大魔王の恐ろしさは、皆知っています。
そんな中、二人の若者が名乗り出ました。
クズオとモブオの友達コンビです。
「俺らがやります」
クズオが、自信満々に言いました。
「わかった。オマエ達に任せよう」
「ハイッ、早速参ります!」
クズオとモブオは駆け出しました。
最初のコメントを投稿しよう!