0人が本棚に入れています
本棚に追加
この国には、フィリアと言う女王がいました。その女王は、ある日 亡くなりました。彼女から頼まれた少年 フェイロン。彼は、女王から頼まれました。
フィリア 私がなくなったらクローンを作って。
それを言って亡くなりました。少年は、女王に言われたとおり、女王のクローン 「セシル」を作りました。2ヶ月で、「セシル」は、女王と似た容姿になりました。見た目18才の。だが性格は、女王とは違いました。だが、同じ部分がありました。彼女もまた…フェイロンを好きということでした。だが、その気持ちはフェイロンは知りません。そしてある日のこと。
セシル フェイロン、なんで私を作ったの。
フェイロン フィリア様に頼まれたから。
セシル それだけ?
フェイロン ああ…。
フェイロンがみてるのは、私じゃないってわかってる…。でも…。
セシル 私がクローンだからみてくれないの?
フェイロン セシルはセシルだろ…。
そういっても彼は…。
セシル 違うもん!フェイロンは、いつも私をみてるのは、私を見ながらフィリアを見てる!
その時、頬を叩かれた。
セシル っつ…。私は、セシルとしてフェイロンのこと好きなのに!
泣きそうになる。彼は、まさか この流れで告白されると思わず。
フェイロン っつ…!
セシル セシルとして見てよ!フィリアの代わりじゃなく!私だけを見てよ!
何を言ってるかわからなくなる。でも彼は…。
フェイロン 俺は…。
セシル 私をみてよ…。亡くなった人の代わりじゃなく私だけを!
彼に抱きついて泣き崩れるのだった。
「終わり」
最初のコメントを投稿しよう!