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何故ならば、怒りや憎しみ、喜びや殺意と言うものは、その人がそこに存在してくれているからこそ芽生える事が出来る感情だからだ。
殺してやりたい時もある。
怒り任せに暴言を言ってしまう事もある。
でもそれは、物理的にそうできる対象が、そこに存在しているからだ。
そう思えば、殺意や憎しみもそれなりに楽しむ事が出来る。
身近な人間ほど、感情や欲求を制御するのは難しいかもしれない。
しかし、母の言う通り、ツケは必ず回ってくるのだ。
どうか皆様の兄弟関係が良好でありますように。
―了―
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