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羽理はそんな大葉をじっと見上げてしばし逡巡して……。
恥ずかしそうに大葉を見詰めると、小さな声で言うのだ。
「胸……ちゃんと……、ぜ、全部……、触って……欲しい……」
「全部?」
羽理の言葉に、ふにふにと乳首だけ残すように両方の膨らみを揉んでやれば、「やんっ。意地悪……しない、で……っ」と羽理が大葉の両手をギュッと掴んだ。
そうしてそのまま大葉の手を動かして乳首に触れるよう導くと、大葉の手指が固くとがった先端を掠めただけで「んっ」と小さく喘ぐ。
「ここも……触って欲しい?」
乳首の先端、ちょっぴりくぼんだところを爪の先でカリッと引っ掻いてやれば、羽理がビクッと身体を跳ねさせてから、懸命にコクコクとうなずいた。
「なぁ羽理。本当にここだけで満足?」
あまり力を入れ過ぎないよう気を付けて、強弱をつけるように羽理の愛らしい飾りをつまみながら問い掛ければ、羽理が両足をもじもじと擦り合わせながら大葉を見上げてくる。
「あ、あの……」
「ん?」
恥ずかしそうに瞳を伏せる羽理を見て、大葉はもう一押しだなと思って。
「恥ずかしがることはないぞ? 俺だってお前にココ、何度も触らせてるだろ?」
あえて下腹部を意識させるよう、羽理の剥き出しの太ももへ固くしこった分身を押し当てれば、羽理がそれだけで堪らないみたいに吐息を漏らして、耳まで真っ赤にする。
「大葉のズボン……濡れて、る?」
意識しているわけではないが、散々お預けを喰らっているのだ。
先走りで布地が湿っていたって、不思議ではない。
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