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だが、大葉の身体が邪魔で足を閉じきれなくて。
助けを求めるみたいに眉根を寄せて大葉を見詰めてくる。
その所在なげな羽理の顔を見たら、大葉は彼女のことをもっと虐めたくなってしまった。
自分の中にこんな加虐心が眠っているだなんて思いもしなかった大葉だったけれど。
(それもこれもお前が可愛すぎるのが悪い)
そんな風に言ったら、羽理はべそをかくだろうか。
大葉は羽理に足を閉じられてしまわないよう彼女の両腿の間をキープしたまま、キュッと立ち上がったままフルフルと震えている羽理の愛らしい乳首へ吸い付いた。
口に含めない方の乳房は、右手で優しく刺激してやるのも忘れない。
「あ、あんっ、大葉、胸……そんな、刺激しないでぇっ……」
大葉の髪の毛をくしゃくしゃとかき乱しながら、「気持ちよすぎておかしくなっちゃう、からぁっ……!」と呼吸を乱す羽理に、大葉は乳房を口に含んだまま「おかしくなれよ」とそそのかした。
それすら言いえぬ快感をもたらしたんだろう。
羽理がビクンッと弓なりに身体を跳ねさせて。
その様を見ながら、大葉は下方へゆっくり左手を伸ばすと、羽理の濡れそぼった隠しどころへやんわりと触れた。
「ひゃ、あっ、下、……ィヤぁっ」
そこは、先ほど触れた時よりさらにしっかりと泥濘んでいて。
恥毛の生え方からしてちょっぴり未発達にさえ見えてしまう羽理の秘めやかな谷間は、しかしその印象とは裏腹。
しっかりと成熟した〝大人の女〟の反応を見せていた。
間から泣き濡れたみたいに蜜をこぼして、羽理が動くたびクチュッと濡れた音を響かせながらいやらしくヒクついて大葉を誘ってくるから。
大葉は溢れ出る愛液を纏わせながら、秘唇の表面を指の腹で浅くスリスリとこすってやる。
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