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男を受け入れたことがないはずの羽理の秘孔は、トロトロと匂い立つ女の色香と滑りを放って、大葉の指を内側へ誘い込もうとしているようで……。
大葉はそこを優しく擦りながら、すぐさま自身の昂りを一気に奥まで突き挿入てしまいたい衝動に駆られてしまう。
だけど指先でノックするように蜜口の具合を確認してみれば、当然と言うべきか。
未通の入り口はぬるぬるしているくせに、固く閉ざされていて異物の侵入を拒絶する。
何とかそこを柔らかく綻ばせたくて……蜜をすくっては浅く指を抜き差しするうち、気が付けば大葉の左手は手首の辺りまで羽理の愛液にしっとりと濡れそぼっていた。
「たいよ、そこ……も、やだぁ……」
そんな感じ。
羽理が口を開けば、その呼吸に合わせてほんの少し膣口が緩む瞬間がある。
それに気付いた大葉は、拒絶する力が弱まった瞬間を見極めて指先を奥へと進めたのだけれど。
「やぁぁ……っ！」
途端羽理がビクッと身体を震わせて身体に力を入れて、両腿で大葉を挟んでくる。
しこりをキープさせたいみたいに乳首をチュッと吸い上げて唇を離した大葉は、羽理の顔を間近で見下ろした。
「羽理、そんな怖がらなくて大丈夫だから……、な？ 頑張って力抜け」
頑張って脱力しろとは、我ながら矛盾したエールだと思う。
なのに羽理はそれにも気付かないみたいにフルフルと懸命に首を振るのだ。
「そんな、のっ、……無理ぃぃぃ」
羽理の必死な訴えを、大葉は羽理の乳首をピンッと弾いて往なすと、「無理じゃねぇだろ」と膣内に差し込んだ指で膣壁をゆるっとこすった。
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