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「ば、馬鹿っ! 何故しゃがむ!」
荒木羽理の白い裸体が目の前へかがみ込んできたことに驚いた大葉は、キュウリを抱いたまま慌てて立ち上がったのだけれど――。
「やぁん! ぶちょぉのえっちぃー! めっちゃ反応してりゅじゃないれしゅかぁ!」
そのせいで下からこちらを見上げる形になった荒木にそそり立つ股間を見られて、いわれのない(?)非難をされる羽目になった。
***
何だかんだと色々トラブルがあったけれど……。
とりあえず二人とも無事髪の毛も乾いたしということで各々ちゃんと服を着ようという話になった。
大葉は以前荒木羽理から預かっていたアパレルメーカーの袋を彼女に手渡して脱衣所を明け渡すと、自分は寝室へ移動して綿麻の上下セットアップの黒いルームウェアに着替えたのだけれど――。
「何でお前、そんな服しか持って来てないんだ!」
何故か再度対面してみれば、荒木は白いシフォン素材の長そでVネックブラウスに、ミディアム丈のベージュのフレアスカートと言う、どう見ても今からご出勤ですか?というオフィスカジュアルに着替えていた。
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本編8,000★達成のお礼として、スター特典に
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