悪夢

1/1
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/1ページ

悪夢

「絶対僕が護るよ、大丈夫!」 護れなかった、護れなかった 約束も守れなかった 彼女はもう一生帰ってこない 護れなかった護れなかった 「ずっと側にいるよ!」 居れなかった居なかった もう彼女は僕の側には居ない 生きる意味を失った しかし死ぬ勇気も無かった 「ははっ、僕は本当に臆病だなぁ……」 そう呟きながら、笑みを浮かべながら泣いていた その後、彼は感情を捨てた。
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!