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悪夢
「絶対僕が護るよ、大丈夫!」
護れなかった、護れなかった
約束も守れなかった
彼女はもう一生帰ってこない
護れなかった護れなかった
「ずっと側にいるよ!」
居れなかった居なかった
もう彼女は僕の側には居ない
生きる意味を失った
しかし死ぬ勇気も無かった
「ははっ、僕は本当に臆病だなぁ……」
そう呟きながら、笑みを浮かべながら泣いていた
その後、彼は感情を捨てた。
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