mission3 from the sky (空から)

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「もう、こちらの被害は大きすぎるというのに……」 「フフフ、これから生き残ればいいさ……」  リーエは、兵器格納庫から外へ出るとエデルがおひるねこを見つめた。 「うん? その猫? 研究所で飼ってた猫だわ……。いや、いつの間にかいたのよねえ」 「そうか……」 「うちではお昼泥棒猫って呼んでいたわ」 「フフフ。こいつには命を救われたな」 「じゃ、私は司令部へ行くから」 「ああ」  大型エレベーターは緊急事態なので急速に上昇していった。外気に当たるとさすがに寒い。 「あ、そうだ! エデル。この警備ロボットのやつを撃ったのは誰だ?」 「え? 知らないわ。なんでここに警備ロボットが……? これ……普通は兵器格納庫の兵器運搬所内に配置されてあるのよ?」  リーエは即座に直観的に考える。複雑なことを一切除いてこの先何が起きるのかとそれぞれのパーツを頭の中で組み立てた。たどり着いた考えにハッとすると同時に、直ちに胸騒ぎがした。翻って大型エレベーターから飛び降りた。   「ニャーーーーーー!!」  落下中。おひるねこの悲鳴が鳴り響いた。
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