mission3 from the sky (空から)

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「確かにここだ! 頼むぞおひるねこ……うん?!」  だが、おひるねこは拗ねてしまって、そっぽを向いていた。 「……す、すまん! おひるねこ。お前の協力がどうしても今は必要なんだ。後で、後でな……ごほうびをやるから」 「にゃー……」 「ほんと、すまなかった!」 「にゃ」  リーエは困った。  ここにTUが潜んでいるのだ。  TUは今まで全て擬態をしていた。  だから、人間の姿形をそっくり奪っていたことになる。  姿形を奪われたものは、殺されたかTUたちから離れ遠くにいるのだろう。  おひるねこは大型エレベーターからの落下の件で、かなり怖い思いをしたのか、すこぶる機嫌が悪かった。油臭さもあってか、殊更不機嫌そうだ。 「ええーい! 仕方がない! これならばどうだ!!」  リーエはソードエネルギーの電流を止めて腰のホルスターに収めると、非常食の缶詰をおひるねこの目の前で振った。 「にゃ?」  封は簡易開閉タイプなので、急いで開けると結果おひるねこは大喜びとなった。
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