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窓から入る光が眩しくて目を醒ますと、隣で安心しきったような顔で眠るお前。 「.....子供みたいだな」 昨日の夜、 「貴方は僕のものだよね?」 そう言って、いつもより素直に甘えたお前。 何がそんなに、お前を不安にさせたんだろう。 安心させたくて、口づけて、抱いて、啼かせた。 白くて透き通るその肌に、紅い証をつける俺に切なそうに微笑んだお前。 静かに眠るその顔を見ていると、俺の方こそ聞きたくなる。 「お前は俺のものだよな?」 お前が誰かに触れるたび、お前が誰かに触れられるたび、俺の心に芽生える黒い独占欲。 柔らかい髪をそっと指に絡める。 「このまま、お前をこの部屋に閉じ込めておきたい」 危うい感情を、もて余しながら呟いた。 「僕も、貴方を閉じ込めておきたい」 囁かれた言葉に驚き、顔をみると妖艶な笑みを浮かべ俺を見つめる。 お前の願いなら、いつでも俺は囚われの身になるだろう。 二人このまま永遠にこの部屋で。
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