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バイト帰りの極限専門学生の呟き
私には楽しみがある。
そう、密かな楽しみが
それは電車の角に座ることだ
誰かと誰かの間ではなく角だ
角というのは寄りかかることができるのだ
右側に壁があれば右側に頭をついてねむることができる、またそれは左側にあっても同じである
だから角はいいのだ
そして角というのは傘をかけることができるのだ
大きな傘を持っていくとどうしても置き場に困ってしまうものだ
もし、人の足に引っかかってしまったらけがにつながりかねない
だから角はいいのだ
でも角は本当に良いものなのだろうか
考えてみると角にも良くないところがある
角に座ると隣の人が邪魔に思えるのだ
反対側にも壁があれば良いのにと思う
角は良くなかったのだろうか
そういうところも含めて私は角が好きだ
だから角が良いのだ
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