5 そして、口を開いた。
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「そう、だね」 「ん? 違うの」 「あぁいや、そうだよ」 妙な間が空いていた。 まさか……これを香澄と買いに行った? ネックレスに触れたままだった手に力が入り、思わず引きちぎりそうになった。
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