役者魂

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*  死に物狂いで稽古に明け暮れる日々……  それに耐え続けた結果、ついにその日はやってきた。  私は赤羽さくら。私が主役。  輝かしい人生をこの手で掴み取るのだ。  自分を鼓舞しながら鏡の前に立つと、そこに写るのは、間違いなく赤羽さくらだった。  私の胸は、夢と希望でいっぱいになった。
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