15人が本棚に入れています
本棚に追加
猫島という名の島で
記号論。僕らの周りには記号だらけ、けっこう記号に動かされる人間という生き物。
記号は原始時代からある。マルも三角も四角も星型も矢印も。誰でも書けて、それでいて個性がある。個性的な絵が描けなくて辞めた絵を、それでもやっぱり描き始めた。誰も真似できない僕だけの絵。なんで今さら、スラスラ描けるのか?線が歪んで失敗しても描き直しは許さない。間違えた線のまま描き続ける。
祈るように。
「今夜 猫島という名の島で」
「月になる。今日から。」の中の詩文から生まれたイラスト。
学生の頃
カラーインクと筆で
葉書に猫を描いて友達に送った記憶があります。
猫の顔みたいなカタチの島に
猫たちだけが住む島
月ではネズミが餅をつく。
下手だけどおもしろいカタチ。
僕だけのカタチ。
その日だけのカタチ。
最初のコメントを投稿しよう!