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肩まで伸びた髪は毛先まで真っ直ぐ。前髪はピンでとめて。高校の制服も手前味噌だが似合っていると思う。 今はもう空になった瓶に、ルーズリーフの切れ端を四つ折りにして入れた。 届くはずがないことはわかってる。それでもこの「
感覚
(
気持ち
)
」を、どうしようもなく上手く伝えておきたくて。 「いってきます」 今日も白紙を残して、私は濡れた通学路を踏みしめた。
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