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いつか雨音の名前を伝えた時、おじさんとおばさんが一瞬、手が止まって顔を見合わせていた。
あの意味…
義雄さんには、お姉さんがいたそうで、そのお姉さんこそが「あまね」さんだった。
あまねさんは、小さい頃に病気で亡くなっていたので、雨音と出会った事でおじさんとおばさんは驚いたんだそうだ。
そのあと「あまねが近くに来てくれたと喜んでいましたよ」と、話してくれたのだった。
これも何かのご縁なんだと思えた。
後日、おじさんとおばさんと話した時、雨音の生い立ちを話した。
おじさん達は、涙を流してくれていた。
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