猫小戻缶詰所

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猫小戻缶詰所

途方に暮れて猫缶詰販売機のところに戻ると、猫小戻缶詰所(ねこしょうげんかんずめじょ)と、自動販売機に書いていた。もう、わからないけど、そこに載っている地図通り行ってみると、本当にあった。猫小戻缶詰所が。 「す…すみませ〜ん…?」 「いらっしゃいませ〜」 「あの…自販機でこれをかっちゃって〜…どうしましょう…」 「それなら、新しい缶に詰めなおして売りますよ。他に、引き取って欲しい猫はいますか?」 「いません。よろしくお願いします。」 「今日は特別に缶に詰めるところをお見せします。」 「いいんですか。」 関係者以外立入禁止のドアを開け、中を見ると、蓋の無い缶詰の詰めていないのが流れてきた。すると、アームが猫をつかんで、中に入れた。すると、上からシャワーのような形のものが出てきて、ジューッという音をたてた。すると、蓋ができていた。それを、コンベアーが運んでいって、氷水に落としていった。 「これで完成です。」 私はあっけにとられてしばらくポカンとしていた。 「ふ、ふぇ」 としか言えなかったし。 皆さんも、猫缶詰販売機を見かけたら、どうしますか?
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