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起業家
ロトトはゴススと一緒に大魔王リポポの部屋を訪れた。ロトトはコンコンと扉をノックして中に入る。
「リポポ、聞きたいことがあるのだけど良いかな?」
「何?」
「へぇ~、大魔王ってあなただったの? 昔よりもさらに可愛くなったね」
「わっ、ゴスス!?」
「リポポ、ご機嫌いかが?」
「ボチボチかな。ゴススは相変わらず、今もそのファッションなのね」
「これは我のアイデンティティーだわ」
何となくそんな感じはしていたが、ロトトは念のため聞いてみる。
「ゴススはリポポの知り合い?」
「昔、近所に住んでいたのよ。ゴススは資産家でね。すごい豪華な家に住んでいたわ。そう言えば、いつも従者が一緒にいたはずよ?」
「幼馴染みってこと?」
「腐れ縁かな」
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