それでも君と花火が見たかった

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横を見ると彼女は、青ざめていた。慌てて彼女に聞く。 『大丈夫か。どうしたんだ。』 すると彼女は我に返ったように必死に笑顔を作ろうとするが、断念して話し始めた。 『私、、、高所恐怖症なの。ごめん。花火まだ始まらないけど、もう降りない?』 涙目になりながら彼女は言った。俺は、それを聞いてすぐに階段の方に向かう。2人でゆっくりと階段を降りると彼女は話し始めた。 『ごめん。さっきも言ったけど、私高所恐怖症なの。でも友達に高台行ってきた方がいいって言われて、君となら大丈夫かなって思って誘ったんだよね。こんな形になっちゃってほんとごめんね。』
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