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赤Side
コンビニで適当に二人分のお弁当を買って
もう歩き慣れたマンションまでの道をウキウキした気持ちで進んでいく
先に仕事場を出たのは俺やから小瀧はまだ帰ってないやろな
深夜の道は暗くて人通りも全く無い
サングラスを外して歩ける開放感に浸っていると後ろから車が近付いて来るのが分かり道の隅に避けた
横を通り過ぎた車が少し前で停まり
あれ?っと思った時には3人の男が車から降りてきて身体を羽交い締めにされ口は布で覆われた
?「間違いないか?」
?「おぉ。こいつや」
顔を確認した男がニヤリと笑い俺の身体は無理矢理バンに押し込まれた
必死にもがくが男3人の力に敵うはずはなく、あっという間に車は走り出してしまった
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