桃×赤

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桃「良かった。照史くん寝てくれた」 ホッとしたような声で望が呟きながら 十文字さんと二人でシゲの側に近付いていく 何をするつもりや? 薄目を開けて様子を見ていると 十文字さんがシゲの肩を掴んだ 十「あなたは目が覚めると、初めに見た人をとって   も好きになる。愛しちゃう。結婚したい。とて   もとても大好き。ひとつ、ふたつ、みっつ…」 シゲが目を覚ますと同時に、堪えきれなかった俺の笑い声が楽屋中に響いた 驚いた顔の3人と目が合ったかと思うと シゲがトコトコと近付いてきた 赤「あの…めっちゃ好き」 シゲに力強く抱きつかれ 望の叫び声が楽屋に響き 俺は夢であってくれと願った……
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