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ー現在ー ワゴン内
桃「と、言う事やねん」
俺がシゲの救出までの話をすると
シゲは「ありがとう」と、皆にお礼を言った
皆はそれぞれ「良かったなぁ無事で」なんてそれぞれ話を始める
皆の視線が外れるとシゲが俺の腕に顔を埋めてきた
「しんどい?」と、尋ねるとコクリと頷くシゲ
さっきから少し身体が揺れているような気がしていたがトイレでも我慢しているのだろうか?
桃「トイレ?」
赤「ちゃう…俺…薬飲まされて…」
甘い吐息が聞こえてハッとする
「ごめん、マネージャー。こいつ、俺の家で降ろして」マネージャーが運転手に頼み
俺達二人は家の前で降ろされた
玄関まで身体を支えながら歩き
家の中に入った瞬間、俺はシゲの身体を強く抱いてキスをした
桃「全部忘れさせたる」
頷くシゲにもう一度キスをして
俺達は身体を重ねた
朝が来るまで繰り返し、繰り返し、
悪夢を二度と思い出さないように………
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